COAST AVENUE - NEW REVIEW

NEW REVIEW
最新5件のレビュー
THE REIGN OF KINDO / RHYTHM, CHORD & MELODY
THE REIGN OF KINDO / RHYTHM, CHORD & MELODY ★★★★★★★★★★
ROCK > Emo Rock
ROCK > US

Original Release : 2008 / from US / 1st Album
Track List : 001. Moments in Between / 002. Breathe Again / 003. Great Blue Sea / 004. Let It Go / 005. Nice to Meet You / 006. Till Me Make Our Ascent / 007. Something in the Way That You Are / 008. Rhythm, Chord & Melody / 009. I Hear That Music Play / 010. Mystery of Our Day / 011. Morning Cloud / 012. Hold Out
もうエモなんて呼ぶな!って。
EPのときはまだエモでした。
えぇ、美エモでした。
けど、こりゃ全然違うっての。
こんな神経質なエモがあってたまるか。
どっちかっていたらMAROON 5の部類じゃんか~。

ジャジーさが更にグレードアップを果たし、
EPのサウンドとも一線を引く、
タイトに締まりのいい緊張感のある音へ登り詰めています。
サウンドもより流暢でしなやかになり雰囲気も抜群。
EPの頃にあったややゴリ押し気味だったメロディが抑えられて
音重視な姿勢も伺えます。
ピアノロックとも呼ばれてもおりますが、
今回のアルバムで
ピアノだけじゃなくて、
メンバー5人のトータルのポテンシャルの高さを見せ付けてくれました。
各曲ともそれぞれの音が強く、とても濃厚な味わいのある仕上がりです。
ヴォーカルも爽やかに抜けがよく。
これだけバックが強いのに、
よくぞそこまで引けをとらずに歌い上げるな~と
感心するぐらいイイ声です。
そして、終いには、ストリングス、サックスも押し込まれ、、、
なんとも、おいしすぎる構成です。

こんな痛快なサウンドを打ち立てたバンドがいたかと思って見返してみたら、
実はMAROON 5じゃなくて
彼らはむしろTOTOなんじゃないかと思い始めました。
そういえば『002. Breathe Again』のパーカッションは
Africaからの影響を伺わせます

エモ世代のAORとも呼ぶべきTROK。
果たしてこれからどこへたどり着くのか非常に楽しみでなりません。
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The Reign of Kindo
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2008/09/18
Roger Nichols & the Small Circle of Friends / Full Circle
Roger Nichols & the Small Circle of Friends / Full Circle ★★★★★★★☆☆☆
POPS > US

Original Release : 2007 / from US / 2nd Album
Track List : 001. Talk It Over In The Morning / 002. The Drifter / 003. Let Me Be The One / 004. Out In The Country / 005. I Kept On Loving You / 006. The Winner's Theme / 007. You're Foolin' Nobody / 008. Watching You / 009. Always You / 010. I'm Comin' To The Best Part of My Life / 011. I'm Gonna Find Her / 012. Look Around
40年目ということと、収録内容を見ると
なんとなく記念碑的な意味が多いような気がしても来ますが、
40年こそ出来ることもあるんだと思わせる。
あの空気感を今の音で。
そんなアルバムでした。
それを面白いと思うか思わないかは
正直、聴き側次第と言ったところでしょうか。

前作に引き続き、コーラスワークと巧みな編曲術で唸らせる
極上ポップスで仕上げられました。
まさにSCOFならではの音楽。
筋は変わらない。
非常によい出来ですが、
前述どおり当時を再現と言うには少し苦しくて、
どこか今的な解釈があるような気がします。
機材自体は良くなっているはずで、
言い方は悪いけど当時画期的なことが
容易く出来ちゃってることが多かったりしているわけで。
当時はよく分かっておりませんが、
例えば1stはシンセサイザーなんて今みたいに
そんなには使ってないでしょうから、たぶん。
そのぶん作品に膨らみがあるんじゃなかと思うのです。

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Roger Nichols & the Small Circle of Friends
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2008/09/16
手嶌葵 / The Rose ~I Love Cinemas~
手嶌葵 / The Rose ~I Love Cinemas~ ★★★★★★★☆☆☆
POPS > JP

Original Release : 2008 / from JP / 3rd Album
Track List : 001. The Rose / 002. Moon River / 003. Calling You / 004. Raindrops Keep Fallin' On My Head / 005. Over The Rainbow / 006. Beauty And The Beast / 007. What Is A Youth ? / 008. Alfie / 009. The Rose (extra ver.)
『001. The Rose』の音源化されると聞いたときに、
ふと思い出すのは、塩谷哲のライブにゲスト出演したときのことです。
その年はゲド戦記が公開された年だったので、先にテルーの唄も披露していたのですが
正直、この曲の印象の方が強く、彼女の印象をガラッと変えた曲でした。
なんでCD未収録なんだ?
とライブ後思っておりましたが、
そんなことを思っていた方も多かったのでしょう。
ようやくこのアルバムで初収録されました。

そんな彼女の隠れ代表曲を含め、
映画にまつわる洋楽のカバーを集めた歌集。

透き通った歌声と丁寧な歌い方は英語詞でも変わりなく、
違和感がないと言うよりは、むしろ歌い慣れていると言ったほうがいい気がします。
慣れ親しんでいると、オリジナルとカバーの区別が つき難くなるような側面があると普通思うのですが、
カバーでも確実に自分の感性でモノを表しています。

心地いい歌なんて有り触れておりますが、
彼女はやっぱり違うと思わせられてしまいます。
彼女の歌+伴奏と非常にシンプルでありながら、
これだけの安定感と圧倒されるような空気感をかもし出すあたり、
只者とは思えません。

と、絶賛の嵐でしたが、
逆に言うとちょっと表現の幅が足りないような気がします。
シンプルな構成なので仕方ない面もありますがね。
ま、姑息なことはせず、
彼女の歌が語るように
ゆっくり進んでいってくれるとうれしいです。
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2008/09/15
山下達郎 / FOR YOU
山下達郎 / FOR YOU ★★★★★★★★★★
POPS > JP > CITY POPS

Original Release : 1982 / from JP / 6th Album
Track List : 001. SPARKLE / 002. MUSIC BOOK / 003. INTERLUDE A Part I / 004. MORNING GLORY / 005. INTERLUDE A Part II / 006. FUTARI / 007. LOVELAND,ISLAND / 008. INTERLUDE B Part I / 009. LOVE TALKIN' / 010. HEY REPORTER! / 011. INTERLUDE B Part II / 012. YOUR EYES / 013. あまく危険な香り / 014. あまく危険な香り(TV用インスト・ヴァージョン1 ) / 015. あまく危険な香り(TV用インスト・ヴァージョン2 ) / 016. EVERY NIGHT
『#001. SPARKLE』の熱い熱い波乗りギタープレーは
山下達郎さんと言えば、の代名詞にもなる、
まさに遮るもののない太陽のような熱く眩しすぎるプレーです。
そんな波を待つかのようなギターに、
フォーンセクションが夏の到来を告げて曲が開始。
待ちに待った夏がとうとう来た。
冷房の効いた部屋でも再生ボタンを押した瞬間に
目の前にはもう燦々と照りつく太陽と眩しい海が見える。
気分は子供に帰ったようにウキウキしてくる。
"これはNITEFLYTEが先だ"とかもうどうでもよくなってしまいます。
こんな描写をリアルに・はっきりとした輪郭で届けてくれた曲はそうそうないはず。

『#001. SPARKLE』もそうですが、
アルバム全体が中に秘めたものは非常に熱いのに
聞き終えた後は爽快な気分になる。
夏のアルバムなんていっくらでもあるわけで
ただ単ではこんなにはならないと思ったら、
当時にしたら一音一音がびっくりするぐらいフレッシュに分離されてる気がします。
山下達郎さん独特の抜けのあるクリアサウンドとでも言いましょうか?
これが100%威力を発揮したのがこのアルバムじゃないかと思います。
たぶん『Big Wave』は120%ぐらいの威力だろうから(笑)
聞いてるのはリマスターされたものなので、
もしかすると元々は少し印象違ったかもしれませんが、
にしても心地よすぎる。

捨て曲なしの完全鉄壁のアルバムです。
本当良く出来すぎで、1曲1曲紹介したいところですが、、、
その中でも、個人的に『004. MORNING GLORY』は頂点の一つ。
ゆるい空気感に溜めの効いたドラムにベースが心地よく泳ぐタイトなのに
ほんわかしたかわいい曲です。

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2008/07/21
THE MUSIC / STRENGTH IN NUMBERS
THE MUSIC / STRENGTH IN NUMBERS ★★★★★★★☆☆☆
ROCK > UK

Original Release : 2008 / from UK / 3rd Album
Track List : 001. Strength In Numbers / 002. The Spike / 003. Drugs / 004. Idle / 005. The Left Side / 006. Fire / 007. Get Through it / 008. Vision / 009. The Last One / 010. No Weapon Sharper Than Will / 011. Cold Blooded / 012. Inconceivable Odds
[Bonus Disc] 001. The Price (Steve Fitzmaurice MIx) / 002. The Rain / 003. Traps / 004. What Am I / 005. Symbol Of Hope / 006. Victim / 007. Strength In Numbers (The Whip Remix)
先行シングル『001. Strength In Numbers』からスタート。
まさにグルーヴを取り戻したTHE MUSICの真髄とも呼べるような曲。
電子音を積極的に取り入れたことでややソリッドなイメージとなり、
そのパンチ力は1stの楽曲を越えただろう。
しかし、1stの再来を想像していた人は次から踏ん反り返ることになってしまう。

THE MUSICは今まで確かに曲、アルバムのノリを大事にしてきた。
これからもそうだろうけど、
これは変えないで欲しいと思うのだけど、
正直なところいい意味でも悪い意味でも
(1stと2ndは張る方向が違ったわけですが、アルバムの中身として)
上記を大事にするあまり一点張りで通してきた気がする。
ただこのアルバムで
THE MUSICだから成せる新しいことを模索しようとしている試行錯誤があった。
それが実を結んだのが、『002. The Spike』『004. Idle』『008.Vision』なんだと思う。
THE MUSICの独自さを失わずに何らかのキッカケを掴めたのでないか?
その結果、今までよりもアルバムの中がブツ切りされたような印象を受けるのも分かる

中盤から後半にかけてはまた1st由来とするような曲が続いたりもする。
『006. Fire』は強力なリフでTHE MUSICのグルーヴを掻き回す。
あの頃よりもスマートになっている。
荒々しさの中にも一本の筋が入ったような。
大人になった?(笑)
例えてみると、1stが渦ならはこの3rdはスコール(雨)なのでは?

とにかく久々のTHE MUSICもカッコ良かったです。
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2008/06/29
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