COAST AVENUE - NEW REVIEW

NEW REVIEW
最新5件のレビュー
David T. Walker / On Love
David T. Walker / On Love ★★★★★★★★★☆
JAZZ > Fusion

Original Release : 1976 / from US / 6th Album
Track List : 001. On Love / 002. I Wish You Love / 003. Lovin' You / 004. Our Lives / 005. Windows Of The World / 006. Felling Feeling / 007. Kinda Sorta / 008. Let Me In Your Life / 009. I Get High On You
David T. Walkerのソロの作品の中でも特に歌心に溢れています。

Minnie Ripertonのカバーである『002. I Wish You Love』を筆頭に、
非常にしっとりとした甘い、そしてソウルフルな仕上がり。
これでもか、ってほどメロウ。
パーフェクトにムーディー。
それ以外に言葉が出てきません。。。
シンプルな音構成で、ふと気が付けばうっとりしながら
ギターの音色に耳を傾けてしてしまいます。

前半のゆったりさがこんなにも完璧なので
後半はどうなるかと思いきや、
ファンキーなナンバーも連ねていて、
『007. Kinda Sorta』の
跳ねるギターとシンセのオーケストレーションが絶妙です。
ファンキーなのになんでこんなに甘いんでしょうか?
前半から聴いてると音色にやられ過ぎて
そんなことに気付かないままアルバムが終わってます。

ジャケットもさることながら内容も実に官能的なアルバムでした。
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David T. Walker
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2009/06/14
JaR / SCENE 29
JaR / SCENE 29 ★★★★★★★☆☆☆
JAZZ > Fusion > AOR
AOR

Original Release : 2008 / from US / 1st Album
Track List : 001. CURE KIT / 002. CALL DONOVAN / 003. ESQUIRE / 004. MAKE SOMEBODY / 005. YOUR HEARTBREAK / 006. WORLDS APART / 007. SCENE 29 / 008. GPS / 009. CRUMBLE DOWN / 010. GLEN'S HAIR / 011. THE CABO CAD / 012. SOMETIMES YOU WIN (Bonus Track for Japan)
Jay GraydonとRandy Goodrumで作り上げた
紛れもないSteely Dan系サウンドです。

ただ、良くも悪くも決定的に違うのが
打ち込みが目立っている点です。
あのカリスマ的な総動員で作り上げるゴージャス感やある種の威圧感は
この作品には感じられません。
その代わりと言ってはなんですが、
頭をほぐされるような柔らかいスムーズィーさや、
この2人らしい曲のポップなセンスは、
他のSteely Danフォロアーも似たところがあるように、
現代的な解釈、独自性であるとも言えそうです。

個人的にはJay Graydonのギターが
想像以上に楽しめた作品だったと思います。
やっぱりこう来るよねーと、
安心させてしまうのがニクい演出です。

1993年の作品でボーナストラック扱いの『Sometimes You Win』、
こてこてのシンセ臭いAORバラードです。
確かにこのアルバムとはニュアンスが違う気もしますが、
結局、これが出発点でこの作品へ広がってってるんだと思います。

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JaR
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2009/06/11
松任谷由実 / そしてもう一度夢見るだろう
松任谷由実 / そしてもう一度夢見るだろう ★★★★★★★★☆☆
POPS > JP

Original Release : 2009 / from JP / 35th Album
Track List : 001. ピカデリー・サーカス / 002. まずはどこへ行こう / 003. ハートの落書き / 004. Flying Messenger/ 005. 黄色いロールスロイス / 006. Bueno Adios / 007. Judas Kiss / 008. Dangerous tonight / 009. 夜空でつながっている / 010. 人魚姫の夢(Album Version)
前作に続き原点へ立ち返ったポップソングで固められているものの、
その内容自体は表裏一体、陽と陰の関係で、
その印象はがらりと違います。

もともとユーミンの曲は明るさの中にも憂いがあって、
今回のアルバムで、
そのコントラストがユーミンの魅力なんだと改めて痛感しました。
コンセプチュアルに
やや物鬱げで、ミステリアスな曲が多めに詰められて、
ぐぐっと影の方へ照準を合わせた
ユーミンらしいロックなアルバムになっています。
それに合わせてゴージャス加減はほどほどに抑えられているので
最近のユーミンらしからぬ?シンプルなバンド音を主とした構成です。

『001. ピカデリー・サーカス』は
ストリングスが大胆にフューチャーされていますが、
これもロックの範疇内と言った感じで、
煌びやかさはなく、あくまでクールに。
ユーミン流のプログレと呼べそうな劇的展開が面白いです。

『009. 夜空でつながっている』は往年を彷彿とする
ノスタルジーを感じさせるスローテンポな楽曲です。
復活と言われているのもコレを聞けば納得されるのでは?

『010. 人魚姫の夢』は最後に相応しい身震いがするほどの名バラード。
ドラム、キーボード、ギターの絡みが余計に涙を誘います。

ファースト・インプレッションから良かった前作と比べると、
↑のとおり、こういうアルバムなのでジワジワと来るタイプみたいです。
最初ピンとこなかった方ももう一度プレイボタンを押して夢見てはいかがでしょうか?
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松任谷由実
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2009/06/09
Kyte / science for the living
Kyte / science for the living ★★★★★★★★☆☆
TECHNO > Post Rock

Original Release : 2007 / from UK / 2nd Album
Track List : 001. Eyes Lose Their Fire / 002. Bridges In The Sky / 003. Solsbury Hill / 004. The Smoke Save Lives / 005. The Lost Blood / 006. Designed For Damage / 007. Two Sparks / 008. No-One Is Angry Just Afraid / 009. Fake Handshakes Earnest Smiles / 010. Strangest Words And Pictures
BONUS DISC : 001. Fear From Death / 002. Lights Outside Here / 003. Boundaries / 004. Eyes Lose Their Fire (The Joy Formidable Remix)
よりパワーアップを遂げた
ポストロック&エレクトロ・ポップ。

1stを聴いたときには"ふーん"程度で
あまり惹かれるものがなかったんです。
けれども、2ndは違いました。
1stはざっくりとしか聴けていないので誤解があるかもしれませんが、
CDをカケた瞬間の第一印象からまるで違うモノだと感じました。
「これがあのKyteですか?」ぐらいに思ってしまったのは
自分だけなんでしょうか。。。

繊細で哀愁もある1stの世界観を踏襲しつつも、
曲にパンチ力とポップさを増強させ完成度が格段にアップ。
これによって線が細めなボーカルも生き生きして聞こえます。

エレクトロニカ、ポストロックとエレクトロ・ポップの間を
突くという表現でいいのか分りませんが、、、
Kyteの音楽の中心はあくまで歌を歌うボーカルであって、
けれどもそのバックではトロニカ、ポストロックチックなサウンドが繰り広げられる。
その両挟みされたような感覚がたまらなく好きです。

『005. The Last Blood』他の見事なスペースィーさは感涙モノです。
こんなアルバムを聴きながら夜空を仰ぎようものなら、
そのまま宇宙へダイブしてしまいそう。
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2009/06/04
SMOOTH REUNION / Cleaning Up The Business
SMOOTH REUNION / Cleaning Up The Business ★★★★★★★★★☆
AOR
JAZZ > Fusion > AOR

Original Release : 2008 / from Sweden / 2nd Album
Track List : 001. BMPD / 002. Future Offence / 003. When You Hit That 6th Note / 004. Video Band / 005. Mr. Mullet / 006. A Very Symmetrical Face / 007. Career Thoughts / 008. The Connection / 009. You're Out Of Business / 010. Difficult/Dangerous/Beautiful
全体としてはバンド名のとおりに
スムーズィな雰囲気でまとめているのに、
フォーン隊やギターの入れ方が、
AOR心を揺さぶるキメキメなフレーズの宝庫の山。
もちろん生音で、完成度も◎。

確かにSteely Danを意識した面はありますが、
前にリリースされている1stアルバムよりは薄れているような。。。
その分、独自色を顕わにしたようで、
メロディーも、曲のニュアンスも感触が違います。

今回はとくに、
がちがちのジャズ・フュージョン系AORではなくて
流暢にセンス良くまとめたジャズィでメロウなポップスとして
捉えた方がいいと思います。

例えば、
ジャズフレーバーがムンムンのバラード、
『010. Difficult/Dangerous/Beautiful』なんかが よく冴えています。
それに、
さすが北欧出身!どこか涼しげで、
ボーカルの歌声もそうですが、繊細な印象を受けます。

ようするに、
これだけAORなのに
自分の思うUS80年代っぽさが感じられないのです。
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HALF OF 2009 上半期ベストアルバム AOR, Again ~21世紀のAOR~
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2009/06/01
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