COAST AVENUE - 松任谷由実 / そしてもう一度夢見るだろう
松任谷由実 / そしてもう一度夢見るだろう
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松任谷由実 / そしてもう一度夢見るだろう
★★★★★★★★☆☆
POPS > JP
Original Release : 2009 / from JP / 35th Album
Track List : 001. ピカデリー・サーカス / 002. まずはどこへ行こう / 003. ハートの落書き / 004. Flying Messenger/ 005. 黄色いロールスロイス / 006. Bueno Adios / 007. Judas Kiss / 008. Dangerous tonight / 009. 夜空でつながっている / 010. 人魚姫の夢(Album Version)
前作に続き原点へ立ち返ったポップソングで固められているものの、
その内容自体は表裏一体、陽と陰の関係で、
その印象はがらりと違います。
もともとユーミンの曲は明るさの中にも憂いがあって、
今回のアルバムで、
そのコントラストがユーミンの魅力なんだと改めて痛感しました。
コンセプチュアルに
やや物鬱げで、ミステリアスな曲が多めに詰められて、
ぐぐっと影の方へ照準を合わせた
ユーミンらしいロックなアルバムになっています。
それに合わせてゴージャス加減はほどほどに抑えられているので
最近のユーミンらしからぬ?シンプルなバンド音を主とした構成です。
『001. ピカデリー・サーカス』は
ストリングスが大胆にフューチャーされていますが、
これもロックの範疇内と言った感じで、
煌びやかさはなく、あくまでクールに。
ユーミン流のプログレと呼べそうな劇的展開が面白いです。
『009. 夜空でつながっている』は往年を彷彿とする
ノスタルジーを感じさせるスローテンポな楽曲です。
復活と言われているのもコレを聞けば納得されるのでは?
『010. 人魚姫の夢』は最後に相応しい身震いがするほどの名バラード。
ドラム、キーボード、ギターの絡みが余計に涙を誘います。
ファースト・インプレッションから良かった前作と比べると、
↑のとおり、こういうアルバムなのでジワジワと来るタイプみたいです。
最初ピンとこなかった方ももう一度プレイボタンを押して夢見てはいかがでしょうか?
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2009/06/09