COAST AVENUE - HALF OF 2009 上半期ベストアルバム
HALF OF 2009 上半期ベストアルバム
今年は若手が強い!?でも、やってることは温故知新。
やっぱり、このバンド抜きに私はロックを語れませんでした(笑)
ここではテーマに則り厳選したCDのレビューや記事を掲載しています。
やっぱり、このバンド抜きに私はロックを語れませんでした(笑)
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BEST DISC
BEST DISC 1st : Ole Borud / Shakin' The Ground
BEST DISC 2nd : SMOOTH REUNION / Cleaning Up The Business
BEST DISC 3rd : U2 / No Line on The Horizon
BEST DISC 4th : Lunar Fiction / Does Anybody Remember Laughter?
BEST DISC 5th : God Is An Astronaut / God Is An Astronaut
BEST DISC 2nd : SMOOTH REUNION / Cleaning Up The Business
BEST DISC 3rd : U2 / No Line on The Horizon
BEST DISC 4th : Lunar Fiction / Does Anybody Remember Laughter?
BEST DISC 5th : God Is An Astronaut / God Is An Astronaut
Ole Børud / Shakin' The Ground
★★★★★★★★★★
AOR
SOUL > AOR
Original Release : 2008 / from Norway / 1st Album
Track List : 001. Backyard Party / 002. All Because Of You / 003. The Vow / 004. King Of The Road / 005. Spreading The News / 006. This Blood / 007. Under Control / 008. Shakin' The Ground / 009. Sanctified By Love / 010. One More Try / 011. Your Love / 012. City Lights
なんて作り込まれたポップスなんだろう、と
聴けば聞くほど、惚れ惚れとしてしまいそうなアルバム。
2000年代最後にブルーアイドソウル、AORの貴公子が現れました。
このところでSteely Danフォロアーの活躍が目立ってきましたが
実はこのサウンドこそ、本当に待たれていた感がします。
だって、みんな、かしこまりすぎているんじゃないのでは?
コレを聴いて気付きました。
縦ノリで爽快、ファンキーなサウンドを提示してくれる人は、
そういなかったんじゃないかなと思います。
少なくとも私はコレを待ってました。
雰囲気としてはSing LIke TalkingやPagesの
程よく力の抜けたファンキーサイドとでも
例えられそうな曲が集められています。
1stにして手馴れたように引き出しを出し入れする辺りは
只者とはとても思えません。
中でも次の2曲は必聴。
AORバラードっぷりはAIRPLAYの風格をも漂わせる『010. One More Try』。
ドライブチューン全快の『012. City Lights』。
どちらにしても古臭くなって失敗するのがオチのパターンですが、
メチャハマってしまうのは何故なんだろうと首を傾げるばかりです。
まさに2000年代meets1980年代。
後半に特に良い曲を持ってくる辺りは、
懐が深いというか、余裕すら感じる出来栄えに感服です。
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Ole Børud
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HALF OF 2009 上半期ベストアルバム AOR, Again ~21世紀のAOR~
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2009/03/01
SMOOTH REUNION / Cleaning Up The Business
★★★★★★★★★☆
AOR
JAZZ > Fusion > AOR
Original Release : 2008 / from Sweden / 2nd Album
Track List : 001. BMPD / 002. Future Offence / 003. When You Hit That 6th Note / 004. Video Band / 005. Mr. Mullet / 006. A Very Symmetrical Face / 007. Career Thoughts / 008. The Connection / 009. You're Out Of Business / 010. Difficult/Dangerous/Beautiful
全体としてはバンド名のとおりに
スムーズィな雰囲気でまとめているのに、
フォーン隊やギターの入れ方が、
AOR心を揺さぶるキメキメなフレーズの宝庫の山。
もちろん生音で、完成度も◎。
確かにSteely Danを意識した面はありますが、
前にリリースされている1stアルバムよりは薄れているような。。。
その分、独自色を顕わにしたようで、
メロディーも、曲のニュアンスも感触が違います。
今回はとくに、
がちがちのジャズ・フュージョン系AORではなくて
流暢にセンス良くまとめたジャズィでメロウなポップスとして
捉えた方がいいと思います。
例えば、
ジャズフレーバーがムンムンのバラード、
『010. Difficult/Dangerous/Beautiful』なんかが よく冴えています。
それに、
さすが北欧出身!どこか涼しげで、
ボーカルの歌声もそうですが、繊細な印象を受けます。
ようするに、
これだけAORなのに
自分の思うUS80年代っぽさが感じられないのです。
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2009/06/01
U2 / No Line on The Horizon
★★★★★★★★★☆
ROCK > EU
Original Release : 2009 / from Ireland / 12th Album
Track List : 001. No Line On The Horizon / 002. Magnificent / 003. Moment of Surrender / 004. Unknown Caller / 005. I'll Go Crazy If I Don't Go Crazy Tonight / 006. Get On Your Boots / 007. Stand Up Comedy / 008. Fez - Being Born / 009. White As Snow / 010. Breathe / 011. Cedars Of Lebanon / 012. No Line On The Horizon 2 (Bonus Track For Japan)
今までのアルバムと比べるとしたら、
前々作である『All That You Can't Leave Behind』が一番近い作品
なんじゃないかなと思います。
ダニエル・ラノワとブライアン・イーノが再びプロデューサーとして
起用されていることが名目的にも中身的にも主たる理由です。
サウンド自体も例えば、
壮大かつメランコリックな『#003. Moment Of Surrender』あたりは
まさにAll Thatを思い起こします。
U2特有の地味っぽさといい。。。(笑)
どちらかと言えば今回の方が、耳に馴染むのは早そうな気がします。
All ThatもそれまでのU2の歴史を一括りにしたアルバムで、
この作品もそういう意味合いが強そうです。
なぜなら来年に13作品目が用意されており、
今作はそれと対を成すらしいとのことです。
大概はそういう場合、
"今までのまとめ"と"これからの展望"
の2部作だろうと。
そして今回の作品を聞く限り、そのパターンらしい気がします。
、、、ということは、次は新しい切り口のU2が垣間見れるのかなと
淡い期待を寄せたいと思います。
実際、2作並べて聴いたほうが面白そうとは思いはしますが、
とりあえず(と言う言葉は勿体無すぎるけど)、
前作から4年間を埋めるに相応しいU2がてんこ盛りの状態のこのアルバムが
手元にある以上、聞き込む以外はあり得ません。
もはやこんなシンプルなロックで感動できるのはU2ぐらい、
それほどの貫禄と包容力を持ち、
いつもながらのクオリティーとダイナミズムなんですから。
『#001.No Line on The Horizon 』は、、、
ボノの貫禄のシャウトにやられて、
『#002. Magnificent』は、、、
The Edgeのギターに酔いしれて。
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2009/05/20
Lunar Fiction / Does Anybody Remember Laughter?
★★★★★★★★☆☆
ROCK > US
Original Release : 2009 / from US / 1st Album
Track List : 001. Destiny / 002. All I Wanna Do / 003. She's A Killer / 004. London Sun / 005. Waiting / 006. Hollywood Ending / 007. Get Ready Now / 008. Kiss My Wrist / 009. Hight On Inspiration / 010. Captiain Howdy That Isn't Very Nice / 011. Speak Easy / 012. Le Cabaret
再生ボタンを押した瞬間、跳ねまくるギターとベース。
もう体を動かさないでどうやって聴けばいいんだろう。
ところがこの後、仰天な展開が待っていました。
サビに入ると、一気に様相を変えたように轟音で掻き毟るようなギター。
・・・
なんじゃそりゃぁと思っていた、
"MAROON5ファンにもTHE MUSICファンにもお薦め!"
という謳い文句は強ち間違いではなかったようです。
『#001. Destiny』から『#004.London Sun』まで
このLunar Fiction節が怒涛のように続いていきます。
アルバム内で他にもサビでイメージを変える曲が結構あるんで、
後半は若干置いてかれてしまいそうになりますが、
しつこい位が癖になる、
いい例がこのアルバムじゃないかと思います。
キャッチーなメロディーのややハードなポップロックを
ミラーボールの光のウネリの中に投じて出てきた
MAROON5とは一味違うセクシーロックと言ったところでしょうか。
荒削りなところもありますが、
作り込んでいる感も伝わってきて意外と飽きさせません。
そこは伊達にダンスロックを謳っておりません。
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2009/05/16
God Is An Astronaut / God Is An Astronaut
★★★★★★★★☆☆
TECHNO > Post Rock > Post Shoegazer
Original Release : 2008 / from Ireland / 4th Album
Track List : 001. Shadows / 002. Post Mortem / 003. Echoes / 004. Snowfall / 005. First Day of Sun / 006. No Return / 007. Zodiac / 008. Remaining Light / 009. Shores of Orion / 010. Loss / 011. A Moment of Stillness(Live/Bonus Track) / 012. Point Pleasant(Live/Bonus Track) / 013. A Deafening Distance(Live/Bonus Track)
コレまで以上にGod Is An Astronautらしい。
コレまで以上に上を行く完成度。
まさに、セルフタイトルを冠するのに
相応しい作品になったのではないでしょうか。
この手のポストロックには欠かすことの出来ない、
高揚に舞っていくギターに非常に説得力を感じました。
轟音でスペースィなシューゲイザー系ポストロックに
アイリッシュなケルト系の神聖な雰囲気が、
煌々と内光る一つの情景を浮かび上がらせています。
洪水のように全身から流れ出ていくような感覚に合わせて、
なぜか思わず涙するようなほどキャッチーでメロディアスな、
そんな音楽が出来上がっていました。
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2009/03/01